皆さんこんにちは~
今回は基礎講座13「ウォルフ波動」について書いていきたいと思います。
エリオット波動は聞いたことがあっても、ウォルフ波動は初めて聞くって人もいるんじゃないですかね?
実の所私自身も、とても詳しく知ってて、使いこなしてるというわけでもないので、自分自身も勉強しながらやっていこうと思います。
実の所私自身も、とても詳しく知ってて、使いこなしてるというわけでもないので、自分自身も勉強しながらやっていこうと思います。
【ウォルフ波動とは】
トレーダーであるビル・ウォルフさんと、息子のブライアン・ウォルフさんが提唱したチャート理論で
、物理学者ニュートンの運動法則のひとつである「作用反作用の法則」から導きだされてものです。
いきなり余談ですが、ニュートンの運動3法則って知ってますか?
学校で習いましたよね
【第1法則:慣性の法則】
止まっている物体は力を加えない限り止まり続け、動いている物体は力を加えない限り動きを続ける法則。物体はその時点での状態を保とうとする性質があるということ。
学校で習いましたよね
【第1法則:慣性の法則】
止まっている物体は力を加えない限り止まり続け、動いている物体は力を加えない限り動きを続ける法則。物体はその時点での状態を保とうとする性質があるということ。
【第2法則:運動方程式】
運動の”力”を導き出す式。「F=ma」と記述される。
運動の”力”を導き出す式。「F=ma」と記述される。
【第3法則:作用反作用の法則】
「作用」とは物体に力を加えること。力を加えられた物体は、その作用とは反対向きかつ同じ値の力=「反作用」を生み出すという法則。
「作用」とは物体に力を加えること。力を加えられた物体は、その作用とは反対向きかつ同じ値の力=「反作用」を生み出すという法則。
ウォルフ波動は第3法則の作用反作用の理論から、こうした物理の法則に従うと「すべての市場での上下運動は、驚くほど正確に予測できるのでは?」と考えたようです。
もともと、ビルさんは「市場の動きは海の動きと変わりない」という信念を持っていたようです。
そんな考えの元、その理論を体系化したのが「ウォルフ波動」です
【ウォルフ波動の基本】
ウォルフ波動のチャートパターンはウェッジです。
ウェッジという形を覚えてますかね?
基礎講座05「チャートパターンとエリオットの6波動」でやりましたね
基礎講座05「チャートパターンとエリオットの6波動」でやりましたね
ちょっとだけおさらいしときましょう

上のチャートパターンで紹介しているウェッジは抜ける方向が違いますが、チャートパターンとしては同じ形になります
ウォルフ波動の場合は、波形が5波動からなるウェッジを形成し5波目からこのウェッジを抜けていくパターンとなります。

そして、①と④のポイントを結んだ延長線上までレートが到達するという考え方です
一見同じように見えますが、よく勘違いされるチャートパターンはトライアングルです
ウォルフ波動はウエッジの形なので、高値も安値も切り上げている又は切り下げているというパターンがウォルフ波動となります
トライアングルのようにだんだん縮む形はウォルフ波動ではありません。

ウォルフ波動の基本パターンを見るとわかりますよね
そう、ウォルフ波動は転換を狙うチャートパターンという事です
ある意味では逆張り的な狙い方です
【ウォルフ波動とエリオット波動】
ウォルフ波動は先ほど説明した通り、いわゆるトレンド転換型のチャートパターンです
トレンド転換でウェッジの形のチャートパターンと言えば、思いつきますね
トレンド転換でウェッジの形のチャートパターンと言えば、思いつきますね
そう、エリオット波動でいう所の、ダイアゴナルです
ウォルフ波動はトレンド転換の形なので、エリオット波動のエンディングダイアゴナルにあたるという見方をする人もいます
その見方も間違いではないと思いますが、エリオット波動を詳しく知っているとカウントの状況にもよりますが、全部が全部エンディングダイアゴナルにあたるというのは疑問がある所です
ただ、転換をとらえる形としては分かりやすく、ある意味ではエリオット波動より使い勝手がいい感じはします。
エリオット波動で大まかに認識するなら、ダイアゴナル(ウェッジ)のチャートパターンは転換を示唆し、トライアングルのチャートパターンなら2波や4波の中段レンジで発生する形と認識でき、この後は転換ではなく、この後まだ同じ方向の推進波が出るという事を示唆しているという分析もできますね
エリオット波動でいう5波やC波、そうトレンドの終わりではない場所でもウォルフ波動のパターンが出る場合もありますので、そのあたりはしっかり見極めて分析する必要があります。
【ウォルフ波動のポイント】
ウォルフ波動の探し方や練習方法、分析する際のポイントなどを簡単にまとめときます
◆過去チャートでなるべく綺麗な形のウォルフを見つける
◆ウォルフが出た部分は上位足ではどの場所に出ているのかを確認する
◆ターゲットに到達するまでの押し戻りや起点を確認する
◆時間足は15分足以上がお勧め、大きい時間足ほど値幅も大きくなる
◆2-4ラインが綺麗に引けるとよい(トレンドラインの定義できれいに引けるのがベスト)
ウォルフ波動の基本パターンは理解できたと思いますが、最初はなかなか見つけられないんじゃないですかね?
ある程度探したり、目が慣れてくるとわかるようになってくるとは思います。
実際のチャートでのウォルフ波動は、ウォルフ波動専門でやっているトレーダーさんのサイトなどもありますので、そちらで確認してみてくださいね
また、細かいエントリーの仕方や(スイートゾーン)、ウォルフ波動の形だけじゃなく、エリオット波動やダウ、レジサポなどほかのテクニカルと組み合わせて分析するとよりいいトレードが出来るんじゃないかと思います
興味ある人は、苦行してみてくださいね
【あとがき】
今回のウォルフ波動は超簡単になっちゃいましたww
今回のウォルフ波動は超簡単になっちゃいましたww
私自身がそれほど使っていないという事もあり、内容的にはグーグルさんに聞いてもさほど大差ない内容だったんじゃないかと思います
実際のチャートでのウォルフ波動も添付しようかと思ったのですが、思いのほか探すのが面倒だったのでやめましたww
基礎講座も13回となり、よく目にするようなテクニカル的な事はほぼ網羅したんじゃないかと思います
これ毎週の更新は一旦中止にして、思いついたときに随時更新するような形にしていきますね
前回書いた通り、ちょっと検証したい内容もあるので、そちらの苦行に時間を使いたいと思っています
また、今までUPしている基礎講座の内容も、新しい知識などが加われば随時更新して行きますね
テクニカルの知識など、知っている事はいい事ですが、沢山知っているからと言って勝てる事にはつながらなかったり、逆に、知りすぎてるがゆえに判断に迷うという事もあったりします
また、知ってても、それが使いこなせるかはまた別問題、そう知ってるつもりってやつですねw
沢山学習する事は悪い事ではありませんが、それをしっかり使いこなす苦行、復習を行い、最終的には自分に合っているものを取捨選択する事が大事です
そう、いつもいってる「自分軸」ですね
知ってるつもりにならず、常に学ぶ姿勢で自分軸を磨いていきましょう!