皆さんこんにちは!
基礎講座「ラインの引き方」第三弾、今回はチャネルラインです

チャネルラインとは、前回の基礎講座でやったトレンドラインと平行に引くラインの事です
平行チャネルなどとも呼ばれますね

上昇相場なら、下値支持線がトレンドライン、上値抵抗線の位置に引いたラインがチャネルライン
下降相場ならその逆です

それほど難しい事はありませんね、エリオット波動のガイドラインとしても1-3チャネルや2-4チャネルなどよく使われるラインなのでしっかり学習していきましょう

基本的な引き方、ゾーンとしての引き方、押し戻りなどのダマシを減らす引き方など紹介します

【自分軸での引き方】
もう何回も書いてるのでわかってると思いますが、チャネルラインも同様に自分にとって意味のあるラインならどの位置にどんなに引いても正解です
「自分軸で引く」これが大事です。

【チャネルラインの引き方】
①トレンドラインをコピーして引く
チャネルラインを引くにはいくつか方法がありますが、まずはトレンドラインをコピーして引く、引き方です

基準とするトレンドラインを選択状態にし、コントロールキーを押しながらトレンドラインをクリック&ホールドして移動させます
するとラインがコピーされて同じ角度のラインが表れるので、あとは引きたい位置にラインを合わせればOKです
2021-06-01_15h33_27

ヒゲ先、実体、ネックなど何か所か引きたい場合は、これを繰り返せば同じ角度でたくさん引くことができます

②平行チャネル及びフィボチャネルを使って引く
次は、MT4のツールにある平行チャネルやフィボチャネルを使って引く引き方です
ツール一覧にない場合は、近くを右クリックして「カスタマイズ」の項目からツールを追加してください。
下記のチャートはフィボチャネルを使って引いていますが、平行チャネルでも引き方は同じです
1点目と2点目をトレンドラインを引く位置に合わせ、3点目を上側の一番外側のヒゲ先に合わせて引いています
ツールを使った方が、簡単に引くことができると思います

2021-06-01_15h45_28

ちなみに、このチャートはフィボチャネルで設定でレベルを「-0.5」としてセンターラインを表示するように設定しているフィボチャネルです
上位の時間足でチャネルを引く場合はセンターラインがあった方が、何かと役立つのでこのフィボチャネルはお勧めです
逆に短期足などでチャネルを引く場合はセンターラインが無い方がごちゃごちゃしないので、通常の平行チャネルで引くなど使い分けしてみるといいと思います


また、ポコニカルを学習している人なら、Twitterでも紹介しましたので知ってる人もいると思いますが、平行チャネルを使って水平のゾーンを引くという使い方が、簡単で便利に引ける技でしたね

もう一度おさらいしておきましょうかね
平行チャネルのプロパティで「背景として表示」にチェックを入れる

①引きたい位置(ヒゲ先)でダブルクリック
②シフトを押しながら横にずらす
③反対側を実体に合わす

「ラインを延長」にチェックが入っていれば、先までゾーンが引けるし、複数チャートでラインをシンクロさせる場合も、きっちり右端までゾーンが入るのでいいと思います

2021-05-20_12h14_06


③エリオット波動のチャネリング(波のガイドライン)
基礎講座07-2「エリオット波動論(波のガイドライン編)」で紹介していますが、もう一度紹介しておきますね
エリオット波動でも波のカウントやトレード戦略を立てるためにチャネルラインが有効に使われるので覚えておいて損はありません
引き方は通常のチャネルラインを同じですが、どのポイントを基準に引くのかが違うだけです
2021-06-01_16h44_21
④ラインを引くポイント(ゾーンもあり)
チャネルラインを引くポイントは一番外側のヒゲ先、実体などが考えられますが、どちらもいいし、両方引いて反応を見るという使い方でもいいと思います

最初のトレンドラインを2本コピーしてヒゲ先と実体に引いてゾーンとするのもいいですし、同じやり方で平行チャネルやフィボチャネルをコピーしてヒゲ先と実体に引くというやり方もあります
ラインの位置合わせが容易であるまたラインの起点が揃うので後者の引き方の方が私的にはお勧めです
2021-06-01_16h03_35

⑤チャネルラインの注意点
短期足で切上げ切り下げラインと同じような下降フラッグや上昇フラッグなどを見るために一時的なチャネルラインは気にしなくても大丈夫ですが、4時間足や日足など大きな時間足で長期にわたってひくチャネルラインはちょっとした注意が必要です

チャネルラインを引いた時間足そのままで見るには問題ありませんが、チャネルラインを下位時間のチャートにシンクロさせて表示している場合、長期間の先の方ではラインの位置にずれが生じます
これはMT4上の問題だと思うんですが、手前の部分は位置があってるんですが、先に行くほど表示位置がずれたりします
また、15分足ではズレてないのに、5分足ではズレてるとか、下位時間に行くほどずれが大きいです

なので、大きい時間足でラインのかなり先の方は下位足で見る場合は注意が必要です
最近では、ポンド円の日足チャートでチャネルを引いた場合、現在の位置でラインの位置を5分足などで確認するとズレてるんじゃないかと思います
ひっとしたら、ブローカーによってもズレたりズレなかったりするかもしれません
また、トレンドラインも同じようにズレるかもしれませんが、そちらは自分が確認できてないので何とも言えませんが、同じ斜め線なので、ズレる可能性は大きんじゃないかと思ったりはしています。

で、表示がずれるのは理解しておいて、これを修正する方法も紹介しておきますね
(なんてやさしいタマさんww自画自賛ww)

ラインをダブルクリックして丸いポチが出るように選択してください
そしてシフト押しながらそのポチを掴んで右側(現時点)にスライドさせてください
そうすれば、ラインの基準となるポイントが現時点と近くなるので、ズレがなくなると思います
2021-06-01_16h35_35

これは下位時間にリンクさせた場合の見た目上のずれ防止なので、基本は引いた時間足で確認するのが必須ですよ


【チャネルラインのワンポイント・裏技的な引き方】
ここからは、私が今まで学習してきたちょっと変わったチャネルの引き方(使い方)や検証の結果などから有効なんじゃないかと思うポイントなどを紹介してみたいと思います
(本当はあまり教えたくなかったりもしますが・・ww)

①チャネルラインの角度
チャネルラインに限らず、トレンドラインなども、あまりに急角度や緩すぎるラインは効きが悪かったり、ラインをブレイクしてトレンドが転換すると思い、すぐに飛び乗ったらダマシに合うなど、よくあると思います。

沢山ラインを引く練習をするとだんだんわかってくると思いますが、よく機能する角度があったりします
その角度が分かっていると、ラインをブレイクしたからと言って飛び乗るようなトレードもしなくなると思います

で、その引き方とは・・・
私的には上位足にチャネルラインを引く際、25MAの位置関係を気にしながら引いています
自分の検証からはEMAの方がよいと分かっているのですが、SMAでも大きくは違わないし、あくまで目安なのでそれほどは気にしなくてもいいと思います

よく機能するチャネルの角度は、この25MAがチャネル内に収まるように引けるといい角度です

下の例は、最初の段階では、25MAがチャネルの外側で推移していますね
最初はどうしてもこのように急角度にしか引けませんが、この際に考えている事は25MAが外側にあるのでこの後もう少し緩い角度になって上昇するかも?(チャネルラインを修正するかも?)と考えているため、最初のピンクラインを下にブレイクしてすぐに下目線にしてショートするような事は考えません。
その後の想定通り、25MAを内側に収まるようにチャネルが修正され、このチャネルがよく機能している事がわかると思います

絶対そうなるわけではありませんが、チャネルの角度一つでも、いろんな視点から検証してみると法則性があったりしますので、皆さんもいろいろな見方で検証してみてくださいね。
2021-06-01_17h08_29

②トレンド転換初期に引くチャネルライン
チャネルラインはトレンドラインと同じ角度の平行ラインなので、トレンドラインが引けないとチャネルラインも引けないというのは当たり前ですねww

トレンド転換の初期段階ではトレンドラインを引くための2点目がまだ出来ておらず、トレンドラインはもとよりチャネルラインは引けません
そこで、引き方を工夫して、通常の引き方と逆にして引きます

例の図で説明すると
1点目は戻り高値(若干微妙だがw)
2点目は戻り高値を抜けた新しい高値
3点目が最安値

1点目をどの位置にあてるのかが難しい所で、戻り高値だったり、直近の高値、またフォーメーションなどがあればそのネックだったりと、ケースバイケースにはなりますが、本来のトレンドラインの2点目が出来るまでの値動きの目安になったりはするので、参考程度に引いてみるのもいいかと思います
この引き方は次で紹介する引き方の応用版といった感じです
2021-06-02_06h05_05

③チャネルラインブレイクのダマシを減らす引き方
この引き方は以前にTwitterでも紹介してるので、もう知ってる人もいると思います
ある人がこのように引いているのを見て、自分でも検証してみたらいい感じだったので、自分でもよく活用してました。今現在は状況によって通常の引き方と使い分けしています

トレンドラインでもそうですが、ラインをブレイクしたからすぐに目線を変えたら、結局相場の角度が変わっただけで、トレンドは継続したという事がよくあります
そう、いわゆるダマシに合うわけですが、このダマシをなるべく少なくしたいという考え方から出来た引き方です。

通常のチャネルラインの逆の引き方をします
上昇トレンドなら、レートの下側を基準に、下降トレンドならレートの上側を基準に引きますが、今回紹介する引き方は、上昇トレンドはレートの上側、下降トレンドはレートの下側を基準に引いていきます

3点目は反対の直近の最高値や最安値に合わせます
そして、目立つ新しい高値や安値が出来るたびにチャネルを更新して引き直します

下図の例では通常の引き方が青色のチャネルライン、逆の引き方で引いたチャネルラインがピンク色です

青のチャネルラインでは、上側に一旦レートがブレイクしてトレンド転換するのか?と思わせますが、結局もう一度下げて下降トレンドが継続しています
ブレイクでトレードしたらダマシに合ってますね

逆の引き方をしたチャネルラインではレートはチャネル内に収まっており、変なダマシに合いづらいというわけです
2021-06-02_06h21_38

これも、引くタイミングや場合によってはうまく機能しない場合もあったり、合わすポイントで違ったり、新しい安値ができても、一つ前のポイントで引いているチャネルの方がよく効いていたりといろいろあるので、そのあたりは自分で検証してないと上手には扱えないとは思います。

簡単に言えば、前回紹介した斜め線をフォーメーションの頭の角度を使って引く引き方の応用で、その角度の斜め線のチャネルラインともいえますね。

ただ、教科書的な引き方だけじゃなく、こちらも違った視点で引いてみるとおもわく機能するチャネルラインが引けたり、新しい法則を発見したりする事もあるので、常識にとらわれずいろいろと試してみるのもお勧めですよ。

FXで「大衆と同じ事をしていては勝てない」なんてよく聞きますよね
そう、テクニカルも基本を疑って検証してみると面白い事を発見できたり、自分しか知らない法則をみつれば、強い武器になりますww


【あとがき&余談】
さて、「ラインの引き方(チャネルライン)」はこれで終了です
今回も、思っている以上にいろんな内容になっちゃいました

本来は教えたくない事もあったりしますがww、まあ教えた所で自分で検証しないとうまく扱えないものが多いのでいいかなww

チャネルラインと言っても要はトレンドラインの複製のラインなので、基本はトレンドラインと同様ですね

チャネルラインは反対側のラインが出来るので、それをうまく利用してトレードを組み立てることもできるので、活用してみるといいと思います
水平線トレーダーも沢山いますが、チャネルラインをメインに稼いでるトレーダーさんもたくさんいるし、なんでもいいので一つの事を極めるのが勝ちトレーダーになる近道なのかもしれませんね

いろいろと手を出さず、まずは一つの事から極めて見る、それが出来れば次みたいなww


さて、次回はラインの引き方の最終回「ネックライン編」をやろうと思います
引き方自体は水平線や斜め線と同様ですが、ポコニカルには必須のフォーメーションのネックという意識で引く「ネックライン」です
どんな内容にするかまだ構想が出来てませんが、いろいろ考えてみますね
では、また次回をお楽しみに~